社会連携講座「意味的価値や社会的価値を生み出すデザインエンジニアリング」の開設
2025.09.24
東京大学大学院工学系研究科は三菱電機株式会社と連携し、社会連携講座「意味的価値や社会的価値を生み出すデザインエンジニアリング」(講座長:機械工学専攻 柳澤 秀吉教授)を2025年9月1日に開設しました。本講座では、製品やサービスの価値創出において、従来の機能的価値に加え、社会的・意味的価値を統合的に設計する方法論の確立を目指します。
本研究は、東京大学が有する感性設計学の理論と、三菱電機の実践的な事業課題を融合させることで、社会課題の解決に資する新たな価値創出の枠組みを提示するものです。特に、ベイズ推論を応用した設計プロセスの形式知化を通じて、意味のイノベーションを理論的・実践的に探究します。
この取り組みは、未来社会のあり方を描き出す「三菱電機-東京大学 未来デザイン会議」の議論を基盤としており、今後のイノベーション創出における重要な一歩となることが期待されます。
- 未来デザイン会議HP社会連携講座「意味的価値や社会的価値を生み出すデザインエンジニアリング」:https://melut-fdc.t.u-tokyo.ac.jp/research/svde/
- 工学系プレスリリース:https://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2025-09-01-001