柳澤秀吉准教授が代表を務めるShareWelプロジェクトの成果が総長賞を受賞しました。
2024.12.23
機械工学専攻の柳澤秀吉准教授が代表を務めるShareWelプロジェクトの成果が、2024年度業務改革総長賞(全学で一件の最高賞)を受賞しました。2024年12月18日に安田大講堂にて、藤井総長による授賞と柳澤准教授による記念プレゼンテーションが行われました。授賞式およびプレゼンテーションの収録映像は、東大TVにて配信予定です。
ShareWel(Shareing and reuse platform for well-being)は、不要物品の循環を促進させるWebプラットフォームです。本学インクルーシブ工学連携研究機構(川原圭博 機構長)の価値交換工学の活動の一環として、同機構を兼任する柳澤准教授をリーダーとした学際的な研究チームにより開発されました。 ShareWel は、2023年11月より工学系研究科・情報理工学研究科にて試験運用されました。その結果、従来のメールでの照会に比べて約5倍のリユース促進を実現しました。
ShareWelの導入により学内の物品が有効活用されることで、様々な活動や人材交流が活性化するとともに、廃棄を減らすことでカーボンニュートラルに寄与する、として高い評価を受けました。今後は、全学展開や対外発表を通してスケールすることにより、持続可能な循環社会へのさらなる貢献が期待されます。
ShareWelのページ
https://sharewel.riise.u-tokyo.ac.jp/