技術・人間・社会・環境などの総合的視野に立って「ものを造り、価値を生み出す」ことを追求する。機械工学科はそんな人材を育成する学科です。
研究分野は多岐に渡り、基礎的な「科学研究」から、
実際にものを触ったり作ったりする「実用的な研究」まで
自分のやりたいことを発見する為のサポートも
自分のやりたいことを選択できる仕組みも整っています。
機械工学の力は、機械と機械に関連した
ソフトウェアやコンテンツ、
医療・福祉によって、安心・安全・健康で
豊かな社会の持続的発展を実現します。
新分野や境界領域を切り拓く人材が
ここから生まれこれまで世の中にない
「新しいもの」「新しい価値」を生み出すのです。
機械工学科は世界へ羽ばたく
あなたの礎となるでしょう。
早期に実践的な教育を行うために2年生A セメスターより本郷での講義・演習を実施しています。2年生A1A2タームから3年生S1S2タームでは、数学や熱力学、流体力学、材料力学、機械力学(いわゆる四力学)を柱とする機械工学の基礎科目や、設計工学、生産工学などの応用科目を勉強します。
3年生になると、一人1 台ノートパソコンが配られ、スターリングエンジンの設計製作演習、ソフトウェア演習、メカトロニクス演習、デジタルエンジニアリング演習など、実践的なものづくりの演習が始まります。また、企業など産業活動を体験する学外実習も提供しています。
3年Aセメスターでは、研究室の研究を体験できる講義やインターンシップ等が開催されます。機械工学の先端・専門的な講義や、ものづくりのための創造性を養う演習も設けられています。
4年生に進級すると同時に各研究室に配属されて卒業論文に着手し、高度な研究を通じて各人の問題解決能力を養うことになります。
機械工学のミッションは、「社会のための科学技術(Science and Technology for Society)」を実現し、社会の直面する複雑な問題を解決することにあります。高度に洗練された機械工学を基礎とした研究開発を進めるとともに、環境工学やナノテクノロジー、生体工学、医療工学などと融合して、産業システム全体への貢献を目標としています。
また、地球規模の環境・エネルギー問題を考慮し、技術・人間・社会などの総合的視野に立って、ものを造り、価値を生み出すことを目指しています。
機械工学科/機械工学専攻では、企業と大学の長年の相互信頼関係の下、就職の学科推薦を行っています。学科推薦とは、学生の推薦を依頼してきた「企業」と、その企業への就職を希望する「学生」の仲介作業を中心に就職支援活動を行うものです。例年ほぼ半数の学生は学科推薦で就職しています。