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メッセージ

卒業生の声
教員の声
学生の声

卒業生の声

機械系に進学される学生さん達には、機械を通じて社会貢献したい、世界で負けない力を身に付けたいという想いを持ってもらいたいです。その上でまず、幅広い知識を身に付けてほしいです。
会社に入ったら、周囲の環境に合わせるフレキシビリティが重要となってきます。
ダーウィンの種の起源で言う“強い生物が生き残るのではなく環境に適応する生物が生き残る”です。学生さん達には幅広い知識を身に付け、色んな仕事に挑戦できるようになってほしい。
実際に仕事をする上では、単に機械の機能や性能のみではなく、全体のバランスを考えて背反事象(悪化する事象)を解決しなければならないので、そういった意味でも様々な基礎知識を習得することが必要です。また、知識だけではなく、実際にものを見ておくことも重要です。
その点機械工学科は、工場見学や産業実習として企業でのインターンシップを学科としてサポートしており、実物に触れる機会に恵まれ非常に有意義だと思います。

進路を決める際、将来どんな人達と仲間になりたいかという観点が1つのヒントになると思います。その点、機械科はいろいろな分野に興味のある人が集まっているので面白いと思います。
今でも学生時代の友人は、刺激的な意見交換のできる貴重な仲間です。機械科の授業の中で印象深かったのは、スターリングエンジンの製作とメカトロ演習です。スターリングエンジンは複数人のチームで設計・製作を行うので、方針の決定や仕事の分担等、チームで仕事をする大変さを学びました。しかし、大変だからこそ、それを乗り越えてエンジンが回ったときには大きな達成感を得られました。メカトロ演習は、自由に機械を製作する演習です。企画や部材の調達など、一から自分でできるのが楽しかったです。演習の最終回では自分の作品の良さをプレゼンする機会があり、とても良い経験になりました。技術的なポイントや成果物の素晴らしさを相手にわかりやすく伝える能力は、社会で働く上でも非常に役に立ちます。
最後に、学生の皆さんには、楽しいと感じたものに何でも積極的に挑戦して欲しいです。人生は楽しんだ者勝ち。自分が本気で取り組めることを見つけて下さい。

在学中は、手術用ロボットの開発に取り組みました。人工膝関節置換術用ロボットの制御という研究を通して、個人差のある患者さんを対象とする医療分野の難しさと、また自分の研究が治療に役立つという実感を得ることができました。機械系の進路というと電機・機械メーカーのイメージが強く、医療というイメージはあまりないかもしれません。でも、医療機器の開発には機械系の知識が不可欠。機0械系にもこういう道があることに気づいてほしいと思います。今は医療の発展や医療の現場を、私なりに支えていけたらうれしいと思っています。

教員の声

私は学生時代は、流体解析を研究していました。ある時、脳外科の先生から流体と関係がある病気のシミュレーションのお話があり、先生とのやりとりを通して、面白いなぁと思って気がついたらそっちの研究分野にシフトしていたという感じです。機械工学と医学の分野は、かけ離れていると思う方も多いと思いますが、実を言うと病気を引き起こす大きな要因は、いろいろな機能を担っている細胞が力学的刺激によって変化することだと分ってきているんですね。重要なことは、物理的な力学という観点で現象をきちんと理解していくということ。機械工学科の良い所は基本となるメカニクスが勉強でき、その成果を様々な分野に応用できることだと思います。ポイントはきちんと基礎を学んだ後に、それをどうやってインテグレイトしていくかということになりますね。基礎を学ぶということは、幅広い応用力で今後の就職・研究など未来の可能性を拓いていくことだと思います。しっかり勉強して頑張っていただきたいと思います。

私は修士課程を修了してから9年間、企業でエンジニアをやっていました。その後で、大学に戻って、生産技術や機械設計を教育・研究しています。機械系に進学する学生の多くは、研究者でなくて、エンジニアの職業に就くと思います。エンジニアとしてアナリシスの能力も大事ですが、企業で期待されているのはシンセシスの能力です。これは大学の座学の講義を聴いているだけでは身に付きません。最低でも、まずは一通りの設計・製造過程を体験し、座学で習た知識を出力させて、全体像を頭の中に構築することです。このため、機械系では特に3年生になると、午後は全部、演習一色になって様々なものを作ってもらいます。私の研究室はそのになって様々なものを作ってもらいます。私の研究室はその流れで、新しいものを作ることが好きな人が集まっています。ただし、対象物が新しいものなので、どうしてもナノ・マイクロの加工技術に偏ってきています。対象物が小さいと見ることからして大変ですが、研究のフロンティアが広々と見渡せる楽しい分野です。

学生の声

駒場の講義からエネルギー分野に興味を持ち始め、また在学中に基礎知識に加えて機械に関する実践的な技術も身につけたいと思い、機械Aへの進学を決めました。現在は塩分濃度差発電への応用を踏まえて、ナノスケールでのイオンや流体の輸送に関する理論的研究を行っています。機械Aで学ぶ「機械工学」という学問は工学の根幹をなす分野であるため、他学科に比べて幅広い分野について勉強することになります。だからこそ興味や関心が異なる多くの人が集まり、様々なことを吸収することができる、それが機械A の魅力だと思います。

子供のころからものづくりに興味があり、また駒場の授業を通して物理の楽しさに触れ、機械Aに進学しました。機械Aでは数学・四力学だけでなく設計、制御、電子回路、プログラミングなどの様々な授業に加え、午後の実習を通して具体的なものづくりを体験することができ、非常に幅広い知識を楽しく勉強することができました。その中でも材料の強度・信頼性に興味を持ち、現在は固体・材料分野の研究をしております。機械Aでは多くの研究が企業との共同研究であり、企業が抱える具体的な課題に学生のうちから取り組むことができます。このように、エンジニアにとって重要な知識や経験をバランスよく学べることが機械A の特徴だと思います。

私は学部時代に化石燃料を用いた火力発電に関わる研究テーマに携わり、燃焼システムの基礎分野に興味を持ったのを契機として、大学院の機械工学専攻に入学しました。私は現在、レーザー計測技術と数値解析を融合して、火炎の燃焼機構に関する研究に取り組んでいます。修士・博士課程を通じて、これまで多くの学会や、海外研究機関への短期滞在プログラムに参加する機会があり、世界中のトップレベルの研究者と触れ合うことができました。視点の異なる意見や考えにいつも触発され、多くのことを学ぶきっかけとなりました。私自身、理学と工学にまたがる学際分野での研究を通じて、今後、基礎分野と応用分野の架け橋になりたいと思っています。私が現在取り組んでいる研究が近い将来、超クリーンな燃焼技術の開発に繋がることを夢見ています。

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