Q&A

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進学選択に関するQ&A

部活やバイトで忙しいのですが、ついていけますか?
講義や演習との両立は確かに大変なことですが、十分やっていけます。部活で大活躍している先輩やOBが数多くいることがその証拠です。
エネルギーや環境問題に関心がありますが、これらに関係する機械の研究には、どのようなものがありますか?
燃料電池、エンジン、ガスタービン、太陽光発電、地熱発電、原子力発電などエネルギー変換に関わる装置は、その全てが熱力学、流体力学、材料力学、機械力学の4力学と深く関連するので、機械工学の視点無しには成り立ちません。例を挙げると、再生可能エネルギーであるバイオマスを利用したガスエンジンや、クリーンディーゼル、高温燃料電池、風車や太陽光発電等の様々な分散エネルギー資源を組み合わせたマイクログリッド、原子力発電所の信頼性評価等の研究を行っています。
機械工学(四力学:熱力学,流体力学,材料力学,機械力学)を学ぶことの意義は何ですか?
機械工学は、1874年の設立以来、"社会のための科学技術(Science for society)"として発展を続け、日本の社会の直面する問題を解決してきました。我々は、四力学(ヨンリキ)と呼ばれる基礎力学(Analysis)と、知識を統合する設計・生産(Synthesis)が強く結びついた教育体系を伝統的に築き上げ、守ってきました。みなさんには、先ずは多くの先輩方と同様、この基礎力をじっくりと身につけてもらいたいと思います。その基盤を元に、様々な応用が可能になります。
四力学(熱力学,流体力学,材料力学,機械力学)とは何ですか?
機械構造物の設計の際に、欠かせない力学で、長い歴史の中で築き上げてこられた機械工学の基盤です。例えば、車を例に取ると、エンジンの燃焼は、熱・流体工学、車体の強度や振動は材料力学、機械力学など、設計において必ず必要となってくる工学です。これらの基盤を身につけることが機械技術者の第一歩となっています。
実際にモノを作る講義・演習はありますか?
はい。座学だけでなく、実践的なものづくりを通した演習にも力を入れています。2年冬学期の機械工学総合演習第一では毎週金曜日に本郷キャンパスの充実した実験環境を活用し、体を使って機械工学の全体像を体感します。3年夏学期の機械工学総合演習第二では,設計や加工の知識について演習を通して学んだ後、スターリングエンジンと呼ばれるエンジンの設計から製作まで行います。また、3年冬学期の創造設計演習では、「面白い」を目的としたメカトロニクスによる機械のアイデア出しから製作、プレゼンテーションまでを行います。一から自分でモノを作り上げる楽しさ、達成感を感じることが出来ます。機械工学科での演習についてはこちらの紹介ページをご参考にして下さい。
機械Aは,いわゆる「機械」だけでなく,幅広い教育・研究を行っていると聞きましたが,どんな分野の研究を行っているのでしょうか?
「機械」と聞くと、エンジンなどのメカメカしいハードウェアをイメージするかもしれません。もちろん、それらいわゆる「機械」についても研究・教育を行っていますが、実際には、バイオ、医療、環境、エネルギー、ナノテク、IT技術、デザインまで、機械系の範囲は多岐に渡っています。それに伴って、教員の構成や進学する学生の考え方も多様です。そして、その様な多様な考え方を認め合う自由な雰囲気があります。一つの専門特化した考えに縛られることなく、様々な視点から物事を考えられる能力を養うことのできる環境と言えるでしょう。
精密工学科,システム創成学科,機械情報学科との違いは何ですか?
歴史的には、いずれの学科も、機械工学から特定の製品に特化するという背景から枝分かれして学科が創設されてきました。例えば、航空工学科は航空機を、船舶工学科・原子力工学科(システム創成の一部)は、造船・原子力発電所を、精密工学科は、精密機器に特化しています。ですから,これらの学科と機械工学科は共通点が多いことは自然なことです.まずます加速してゆく社会ニーズの変化に対応できる幅広い知識と創造力を身につけられるように講義や実験・演習を組み立てているところが,機械工学科の特徴であり最も大きな違いと言えます.機械情報工学科とは、学部教育は共通で運営されております。違いは、配属される研究室が異なるということです。ただし、交流制度がありますので、機械情報工学科へ配属される場合もあります。
企業との共同研究(産学連携)は行っていますか?
はい。機械工学科の研究室の多くは企業との共同研究を行っています。おそらく、工学系の中でも、1,2を争うくらい共同研究が多い学科です。産業界(日立、東芝、コマツなど)から、来られた先生が多いのもそれを物語っています。代表的な企業として、日立、東芝、三菱重工、IHI、NTT、本田技研、トヨタ、JRなどが挙げられます。また、こちらのページにありますように、多くの社会連携講座が開設されています。
技術経営のような分野にも興味があるのですが学ぶことはできますか?
技術経営を学ぶためには、まずは工学の基礎をしっかりと学んで欲しいというのが学科の考えです。これらを3年までに学んだ後、3年冬学期の「産業総論」では、日本のビジネスが今後どのように変化して,学生諸君が社会に出てどのように活躍できるのかを、その分野のトップを毎回招いて、オムニバス形式で講義をしています。4年夏学期には、「技術の管理」、「技術とコンテンツ」などの講義が設けられています。
機械Aでもバイオ系の研究・教育を行っていますか?
医療機器の製造を対象とした医療工学は、機械工学でも長年行われてきました。最近のバイオテクノロジー分野も、また機械工学の応用先の一つとなっています。最近脚光を浴びているバイオナノテクノロジー分野では、個々の細胞やDNA分子を傷つけずに摘んだり運んだりする微細操作技術開発や、局所刺激を与えてその応答を計測する極限計測技術開発などが非常に重要視されており、バイオ系の分野においても機械工学の素養を備えた人材のニーズがどんどん高まっています。機械系四力学とシステム制御、設計・生産の基礎を学ぶことで生物系や化学系、医学・薬学系の人材とは異なる独自の視点を身に付けることにより、希少価値の高い人材として、バイオ系分野でも活躍することが期待されています。

進学に関するQ&A

他専攻・他研究科・他大学院の講義は受講できますか?可能な場合、単位認定されますか?
専攻の履修要件を満たしたうえで、他専攻・他研究科・一定の国内外の他大学院の講義を履修し、単位を取ることが可能です。
機械工学専攻に入学を希望しますが、出身学科は機械系しか認めて頂けないのでしょうか?
素養があれば出身学科に対する制限はありません。
過去問の販売はしていますか?
工学部プリントセンター(工学部13号館1階横、03-5841-8065)で、専門科目も含めて、販売しています。
社会人特別選抜/外国人特別選考は、どのように志願すればよいでしょうか?
まずは志望する研究室の先生に相談してみてください。
10月入学は可能ですか?
4月入学の他に、10月入学も認められています。詳細は、募集要項で確認して下さい。
英語で行われる授業はありますか?
はい。詳細は、専攻案内、シラバス等で確認して下さい。
短縮修了の制度について教えてください。
修士二年次の半年短縮により、博士課程に進学するコースがあります。この制度を利用すると、例えば、それぞれ修士・半年、博士・半年の短縮により、合計4年で博士課程修了が可能です。詳細は志望する研究室の先生にお尋ねください。
機械系分野のバイオエンジニアリング専攻の研究室に入学したいけれど入学試験方法について教えてください。
入試は機械専攻の試験を受けて頂きますが、志望研究室としてバイオエンジニアリング専攻に属する研究室を選択して下さい。
機械工学専攻とバイオエンジニアリング専攻の入学後の違いを教えてください。。
入学してからのカリキュラムが異なりますが、「共通科目」は機械工学専攻とバイオエンジニアリング専攻で共通です。居室は各先生の研究室になり、この点で機械工学専攻とバイオエンジニアリング専攻に違いはありません。

就職に関するQ&A

就職に関して,「機械工学を修めるとつぶしが効く」と言われますが,具体的にはどういう事ですか?
機械系のカリキュラムは、現代の社会・経済の基盤を支える学問や技術分野を広くカバーしています。従って、機械工学を修めた研究者・技術者の産業における活躍の場は極めて広いものであり、このことが「つぶしが効く」と表現されています。実際、機械系の卒業生の活躍の場は重工業や製造産業からIT産業まで大きく広がっています。
推薦制度とは何ですか?
機械工学科では、企業と大学の長年の相互信頼関係のもと、就職の学科推薦を行っています.例年ほぼ半数の学生は学科推薦のルートで就職しています。学科推薦とは、学科推薦を依頼してきた企業とそこへ就職を希望する学生の仲介作業を中心に学生への支援業務を行うものであり、学科推薦のルートによれば、応募企業を1社に決める必要がありますが、高い確率での採用が期待されます。
就職について、学校推薦はどの程度あるのでしょうか?
機械系での就職は,機械A,Bおよび機械工学専攻共通で行っていますが、卒業生124名(2014年度データ、大学院含む)に対して,学校推薦の数は60件程度(2014年度データ)となっています。
学科としてインターンシップを行っていますか?
60年近く前から、機械系において学科の演習として「産業実習」が行われています(インターンシップではありません)。3年生の夏休みに企業での就業体験を通して産業の実態に対する理解を深めます。選択科目ですが、約50 社へ80名以上が参加しており、毎年大変好評です。実習開始までのやりとりを学科で対応していますので安心して参加できます。実習先の企業の中には、東大機械系二学科への独自のプログラムを提供していただける企業も多くあります。また、機械系二学科のOBが協力してくれる場合が多く、卒業後の進路についても有意義なアドバイスをもらえます。産業実習を体験することで、働くということはどういうことか、大学で学んでいることが具体的にどのように役に立つのかについて実感できます。